今日は、太陽のモリンガ茶が採用しているテトラタイプのティーバッグについてお話します。
皆さんがよく見かけるティーバッグの形状は、大きく分けると2タイプかと思います。不織布といってほとんどが紙タイプのもの、または太陽のモリンガ茶で使用しているテトラタイプになります。
不織布は長方形でぺったんこなタイプになります。
私たちのティーバッグも実はスタート時は不織布の長方形ティーバッグでした。ご経験もあるかと思いますが、じっくりじわじわ抽出されるのが特徴です。そのスピードももどかしかったのですが、私たちは3gとかなり多めの茶葉を入れている事もあり、中央のほうは1回では成分が出きっていないのではないか?
そんな勿体なさも感じておりました。
そういった時に何かのタイミングでバラの茶葉で煮だす事がありまして。すると、みるみる濃く出るではありませんか。これはいいなと思いました。香りも良く出る気がします。
作る方をお待たせせずに、しかも3g分しっかり濃く煮だせる。そんなスタイルに変更出来たらと思い、加工元の宮崎食研さんに相談したところ、テトラパックをお勧めされたので採用に至りました。
当社比にはなりますが、圧倒的に早く濃く出るようになりました。
テトラパックの良い点は、パック内で対流が起こりやすい事です。画像のようにテトラ型で茶葉が自由に動けるスペースがあります。お湯に入れると沈んでいきながら、パック内で茶葉が踊ります。つまり対流が起き、細かな茶葉ひとつひとつの四方八方からお湯を吸い込んでいるんですね。お湯がみるみる濃くなっていくのが分かります。一般的な不織布からすれば数倍のコストがかかるのですが、モリンガの栄養素をしっかり出し切れる設計のテトラパックは我々のイメージにぴったりでした。
太陽のモリンガ茶は3g入りと他社より多めの茶葉を使っています。これはご家族でたっぷり飲んで頂きたいという想いから決めた事なのですが、しっかり成分が出きらないと本末転倒です。
テトラパックにすることで、3gの茶葉の栄養素が最大限に生かされるようになったと思っています。
また、とてもスピーディーに作る事も出来ます。お湯にポンと入れるだけで、1~2分でしっかり濃いモリンガ茶が出来上がります。
ティーバッグの形状や材質ひとつでも、摂れる栄養素やお客様がお茶を作る時間が変わってきます。細かい話かもしれませんが、これから飲まれる皆様にも最大限メリットがありますよう、ディテールのひとつひとつに拘っていきます。