ただいまモリンガパウダーの改良に取り組んでいます。味も新しくなりますよ。
現在のモリンガパウダーは、モリンガ茶と同じく焙煎工程を行い、飲み物として、特にお茶として飲むことを想定した味付けと風味でした。
しかしそのまま飲んだり食べる方には好評なのですが、食事にまぜると、香ばしさが先に立つこともあり、食事や味付けを選んでしまう部分もありました。
また、一般生菌数を3000/g以下に抑える事で長期間安心して食べれることを最優先として作っておりました。焙煎もしっかり目に行い、ある程度高温で菌数を抑えるという工夫です。そういった事からも現在の味に落ち着いていたのです。
しかし、この度、焙煎工程ではなく低温長時間の殺菌技術にて菌数を飛躍的に抑える事に成功しました。
これまでの低温殺菌では色は綺麗に出ますが、味は野性味が強く、何より菌数が数万/gを超える事があるので、
商品としてはお出しできませんでした。※当カテゴリーの商品は一般生菌数3000/g以下が基準。
ようやく、技術的に改善がすすみ、一般生菌数1000/g以下、色味は綺麗なグリーンで、味も野性味が抑えられマイルドで奥深い味に落ち着きました。スタッフ一同「これはめちゃくちゃ美味いですね!!」となり、満場一致で新パウダーへの切り替えに踏み切ろうとなりました。旨味はそのままで苦みが抑えられた感じです。本当におすすめですので、ご期待ください!
また、一般生菌数1000/g以下のパウダーが出来たことにより、業界を超えてこれまでよりさらに様々な店舗さまや商材とのコラボが可能だと思っています。最近ではさまざな食品メーカー様に声をかけて頂くのですが、やはり菌数を気にされます。元々弊社の規格であれば大丈夫です。という事で選んでいただくことが多かったのですが、より厳しい基準にも適合していくので今後のコラボが楽しみです。
ショコラやサブレを製造しているルクロさんも焙煎なしのパウダーの方が料理やスイーツでの活用がしやすいと話されています。ぜひ、皆様も新しいパウダーで料理への活用を今まで以上に楽しんでもらえたらと思っています。